地域のご紹介
北空知の自然と農業
山々に囲まれた豊かな産地
JAきたそらちは、北海道中央部の空知管内北部に位置し、深川市、雨竜町、北竜町、幌加内町の1市3町を区域とする広域JAです。三方を1,000m級の山々に囲まれています。南西部は石狩平野の一角を占め、石狩川、雨竜川沿いに広がる平地は、「ななつぼし」を含む良質な米の産地として知られています。また、生産量全国一位のそばや、全道屈指の販売高を実現している花きなどに加えて、各地域において特色ある農畜産物が生産されています。
現在、農村を背景にした観光開発や農産加工による付加価値向上が進められています。

深川市
深川市は、北海道の石狩平野北端に位置し、石狩川と雨竜川に囲まれた肥沃な大地が広がる、北海道有数の稲作地帯です。そばの生産も盛んで、作付面積は全国2位を誇ります。さらに、メロンやキュウリ、ワイン醸造用ブドウなど多彩な農産物が生産され、近年はハロウィン用のおもちゃカボチャも話題に。自然と農業が調和する、美しい田園風景が広がるまちです。

雨竜町
雨竜町は、石狩川・雨竜川に沿う穏やかな田園地帯と、暑寒別岳をはじめとする雄大な山々を擁するまち。中腹には「北海道の尾瀬」と称される雨竜沼湿原が広がり、貴重な高山植物や湿原の絶景が楽しめます。農業では、雪解け水を活かした良質な米づくりのほか、甘みの強い「暑寒メロン」や小玉スイカ「マダーボール」などが特産品として人気を集めています。

北竜町
北竜町は、日本一のひまわりの里として知られ、夏には約150万本のひまわりが咲き誇ります。街灯や公共施設にもひまわりがデザインされ、まち全体が明るく彩られています。農業では、稲作(うるち米・もち米)を中心に、特別栽培米「ひまわりライス」を生産。また、黄小玉スイカや青肉メロン「竜の鈴」など、個性的な農産物も育まれています。

幌加内町
幌加内町は、北海道で最も寒さが厳しい地域の一つ。昭和53年には国内最低気温−41.2℃を記録しました。冷涼な気候を活かし、日本一のそばの里として知られ、作付面積は3,200haを超えます。夏には白いそばの花が一面に広がり、美しい風景を生み出します。町の北部には、日本最大の人造湖「朱鞠内湖」があり、四季折々の自然が楽しめます。