北竜町

北竜町は空知総合振興局管内の北西部で雨竜町の北部に位置します。もとは明治時代に雨竜町より分村して誕生したため、「北竜」と名付けられました。
日本一のひまわりの里としての町おこしに取り組んでおり、中心街の街路灯はひまわりをかたどっており、公共施設にもひまわりが描かれています。もともとは昭和54年に旧北竜町農協の職員が、旧ユーゴスラビアへの海外視察の際に現地のひまわり畑に感動し地域に広めたことが始まりで、以来農協婦人部(現在の女性部)を中心として徐々に広まり、いつしか町を挙げての取組みとなりました。現在ではおよそ23haに150万本の作付を実施し、夏の一大イベントして多くの観光客を集めています。
農業は稲作(うるち米・もち米)を中心に、そばなどの畑作物の栽培が中心。米については早くから農産物の安全・安心に取組んでおり、生産情報公表農産物JAS規格認証を受けており、生産組合にて化学合成農薬を50%以上カット(一般的な農薬使用成分数22成分を11成分に減農薬)して特別栽培米として「ひまわりライス」の名で販売されています。また、果肉が黄色い西瓜の黄小玉すいかや青肉メロン「竜の鈴」などの生産も盛んです。
