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営農情報/畜産物の産地だより


畜産物 2023/05/15

●ふかがわ肉牛組合臨時総会を開催!

令和5年4月28日(金)に拓殖大学北海道短期大学の講義室でふかがわ肉牛組合臨時総会を開催しました。
冒頭の馬場組合長の挨拶では、真面目な熱い話を中心に、爆笑七変化(金髪からのスキンヘッド)を行うなど会場は大きく盛り上がりました。
また、来賓として深川市長の田中昌幸氏や北海道議会議員の植村真美氏をお招きし、畜産業界の情勢や、様々な課題に対しての今後の支援策等をお話いただきました。
本総会では役員改選が行われ、長年に渡りふかがわ肉牛組合組合長として組合を牽引してきた馬場組合長が退任となり、新組合長として多度志地区の鈴木直人さんが就任いたしました。
就任にあたり鈴木新組合長は「畜産業界は飼料の高騰によるコスト高など課題も多いが、この苦境を打開できるように組合一丸となって力を合わせて頑張りましょう」と意気込みを語りました。
ここ数年はコロナの影響もあり、ふかがわ肉牛組合が主催するイベントは中止としていましたが、今年度については現状開催する方向で進めております。
詳細が決まりましたら、JAきたそらちのSNS等で告知させていただきますのでお楽しみにお待ちください♪


畜産物 2023/03/11

●きたそらち肉牛組合(株)共同肥育センターについて

↑一番気合が入っている表情をしていた牛

今回は、きたそらち肉牛組合(株)で取り組んでいる共同肥育センターについてのお話です。
共同肥育センターは、きたそらち肉牛組合(株)の株主7名(肉牛生産者)が立ち上げたものであり、各牧場より毎月数頭を搬入し、同じ一か所の牧場で肥育をかけています。
では、なぜこのような事業を展開したのか…と言いますと、各牧場での牛を同じ環境下で飼育することにより牛肉の質を揃えられること、各牧場の飼養管理の強みや課題を見出すことができること、各牧場での飼養頭数の限界を気にすることなく、現在の飼育状況を変更せずに肥育頭数を増やせることなどが理由です。
そんな想いや希望が詰まった共同肥育センターから、今年の夏頃にとうとう肥育が出荷され始め、第一陣の牛たち(写真)は美味しい牛肉となるために気合い十分でご飯を食べていました!

畜産物 2022/07/05

●肉用牛の除角作業について

除角作業の様子
除角済みの牛

今回は、肥育して牛肉になる牛たちの除角作業をしてきましたのでそれについてのお話です。
除角とは文字の通り牛の角を除くことを言います。今回は角をハサミで切り落とし、殺菌薬品を切除箇所に塗るという方法でした。
なぜ除角をするのか…理由はたくさんありますが、基本的には群れの中で生活をしていてお互いに傷付け合わないようにするためです。
また、自分の武器となる角が無くなることで性格が温厚になるとも言われています。温厚な牛は鮮やかな桜色の赤身で美味しい牛肉になる可能性が高くなります。
除角は牛の安全や美味しい牛肉づくりの1ピースとなりますね!

畜産物 2021/05/14

●ホクレン南北海道家畜市場での販売

繋留場の様子
競り場の様子

令和3年5月6日(木)ホクレン南北海道家畜市場できたそらち管内の牛を販売いたしました。毎月1回のこの市場では主に肥育用の肉素牛を販売しております。
それを約20年間行ってきたのですが今回の販売では過去最高の頭数を販売いたしました!なんと1日で357頭!内訳は和牛:84頭 交雑:273頭です。
競りで357頭を売るには2時間以上かかります。
このようにきたそらちの牛が増えてきていることはとても良いことであり各牧場の頑張りによるものです。今後も規模拡大も踏まえ精進していく、きたそらち牛を応援よろしくお願いいたします。

畜産物 2020/11/12

●横浜食肉市場への肥育出荷

10月21日、新たな肥育牛の販売先として横浜食肉市場(株)へ出荷をしました。そこでは枝肉のセリが行われており、首都圏の購買者が枝肉を買いに訪れます。(枝肉とは牛肉まるまる1頭がぶら下げられているもの)
現在、新型コロナウイルスの影響で牛全体の相場が下落し販売が難しくなっているなか、新たな販路ができたことは大きく、海を越えて首都圏の人たちに“きたそらち”で養われた牛たちをより食べていただけることはとても嬉しく思います。
ぜひ皆様も、スーパーなどで深川産牛とシールの貼られた牛肉を見つけた際には食べてみてください!

畜産物 2020/07/17

●雄牛の去勢について

7月16日、当JA管内のとある牧場で雄牛の去勢を行いました。
この牧場では、雄牛の陰嚢から睾丸を取り出し特殊なドライバーで捻じ切る「観血去勢」という方法の一つで去勢を行います。他にも色々な去勢方法があるのですが、この観血去勢が一番的確です。

○なぜ去勢をする必要があるのか…
雄牛は基本的には牛肉用として飼養されていきます。みなさん一度は口にしたことがあると思いますが、美味しいですよね!その美味しさへ繋がる一つの絶対条件となります。
去勢をするとお肉の獣臭さがなくなったり柔らかくなったり、サシ(霜降り)が入りやすくなるのです。
一見、人間が美味しく食べるためだけの横暴のように感じますが他にも理由があります。
去勢していない雄牛のままだと気性が荒くなってしまい、他の牛たちや人などを襲うこともあります。また施設の中で暴れて牛自身が怪我をしてしまうこともあります。そういったことの予防にもなっているのです。

牛を扱う中で意外と知られていない一つの定期作業として、今回は雄牛の去勢を紹介させていただきました。

畜産物 2020/05/29

●肥育牛の枝肉を販売

5月22日、ホクレン苫小牧支所へ肥育牛の枝肉を販売してきました。
生産者と当JA畜産課職員が安平町にある屠場へ隣接されたホクレン苫小牧支所へ出向き、枝肉を見ながらホクレンと価格交渉をし、販売を成立させます。
今後、どんどん深川生まれ深川育ちの美味しい肥育が販売されていきますので深川牛肉の日々進化を味わって感じてみてください!
(写真は、販売2日前に同屠場へ生体出荷した牛たちの当日の枝肉の状態です)

畜産物 2019/11/01

●JA児湯畜連女性部による牛舎の視察訪問

10月29日、JA児湯(宮崎県)の「児湯畜連女性部」が当JA管内の牛舎を視察し、北空知和牛改良組合および当JAが応対しました。
この日は旧深川農業高校跡地にある牛舎にて繁殖用黒毛和種の採卵、移殖が行われており、訪れた一行は初めて見る光景に興味津々で活発な質疑応答をしていました。
採卵とは優秀な血統の雌牛から人工的に卵子を採取し、その場で人工授精させた受精卵を別の雌牛に移殖するもので、優れた血統の遺伝子を持つ牛を効率よく増産することができます。

畜産物 2019/09/10

●交雑種の肥育牛 出荷

8月20日、管内の肉牛生産者宅から交雑種の肥育牛が出荷されました。
出荷先はホクレンで、牛を積んだ車は安平町にある北海道畜産公社早来工場に向かいます。
この日出荷されたのは生後約24カ月の交雑種が10頭。体重は約800キロから1トン弱にもなります。
出荷牛はその日の内に早来工場で食肉加工され、国内はもとより海外にも輸出される他、地元でも「深川牛」として道の駅で販売されます。

畜産物 2019/08/28

●牛の削蹄が行われました

8月25日、深川市内の生産者宅にて、牛の削蹄(さくてい=爪切り)が行われました。この日は石狩市の削蹄師にお越しいただき、乳用牛約20頭、肉用牛約60頭の削蹄を行いました。削蹄は牛の血行を良くし起立性の向上や健康管理に資する重要なもので、健康状態が良くなり搾乳量や肥育向上につながります。爪切りだけではなく蹄の洗浄や治療も施してくれる削蹄師の技術には圧倒されます。

畜産物 2019/08/05

●肉用素牛(交雑種メス)の出荷を行いました

7月31日、ホクレン南北海道家畜市場(安平町)に上場する肉用素牛(交雑種)の出荷を行いました。
この日は、早朝5時より2軒の生産者が合わせて約90頭(家畜車5台分)の出荷に立ち会いました。1頭あたりの体重が約300キロにもなる生後約230日の交雑種メス牛を出荷しました。生産者と家畜車の運転手、畜産課職員が協力してモクシ(牛を繋ぎとめるための縄)をかけ、出場番号を背中にスプレーで吹付けます。出荷された牛は全国のブランド牛や繁殖用として繋養されます。

畜産物 2019/07/12

●肥育用のホルスタイン(オス)の出荷

7月9日、当JAの畜産生産者から肥育用のホルスタイン(オス)が出荷されました。
これは庭先出荷といって、市場に向けてではなく直接、契約農家さんに運ばれます。
この日出荷されたのは生後約8カ月の28頭。体重は約300キロ弱にもなります。おがくずを敷き詰め扇風機も備えた家畜車に積まれ、陸路とフェリーで岡山県の肥育牧場に向かいました。この後、生後約20カ月超まで肥育され、地域のブランド牛になります。

畜産物 2019/06/07

●肉牛市場で約260頭の素牛が上場!

6月5日、ホクレン南北海道家畜市場(安平町)にて肉牛市場が開催されました。
この日は主に生後約8カ月から10ヶ月の交雑種(母ホルスタイン×父和牛)と黒毛和種の素牛(=もとうし、肉用肥育牛や繁殖牛になるべく育成される前の子牛のこと)が合わせて約1,500頭上場され、当JAからも交雑素牛が約200頭、黒毛和種素牛が約60頭上場しました。

畜産物 2019/05/15

●初生牛を取り使う一般市場が開催

新元号、『令和』のスタートとなった5月1日、「ホクレン中央地域家畜市場」(鷹栖町)にて、主に初生牛(生後2か月までの子牛)を取り扱う一般市場が開催されました。
ここでは毎週水曜日に空知、上川管内の酪農家で生産された子牛の販売が行われており、ホルスタイン種、交雑種、黒毛和種の子牛が毎週約200頭、取り引きされています。
この日は当JAからも上記3品種の子牛が上場されました。
ここで取り引きされた子牛は、全道はもとより全国各地の牧場でその地域のブランド牛になるべく肥育されていきます。